GAFAの何がすごいのか東大卒現役投資家が分かりやすく解説する

相変わらずGAFAの勢いは凄いですね。
もはや現代生活においてGAFAのサービスに触れない日はありません。

例えば僕のスマホは、google製のアンドロイドOSが搭載されてます。電車に乗ればiPhoneをポチポチやっている人だらけですね。
日本におけるiPhone人気は凄まじいです。

また、フェイスブックも頻繁にアクセスします。
極めつけはアマゾンで、僕は日常の買い物の6割程度をamazon.comに依存しています。もはやGAFAのサービスは、最も基本的なITインフラといって差し支えないでしょう。働く場として見てもGAFAの注目度が高いことは言うまでもありません。
僕がいた東大でも、外資を狙うトップ層の学生たちは多かれ少なかれGAFAを意識していた記憶があります。
彼らがGAFAを目指すのは、高額な給与水準だけが理由ではありません。GAFAは最高クラスのエンジニアを多数雇っています。
東大の優秀なエンジニアの卵たちは、技術水準的にもハイレベルなGAFAに大きな魅力を感じていました。僕は、現在は投資による収入を柱にして生活していますが、投資家としてもGAFAの動向は常にウォッチしています。特にアップルは代表的なバフェット銘柄としても知られますね。
858億ドルの資産を築いたウォーレン・バフェット氏の主力銘柄がGAFAの一つだというのは興味深いですw

もはやあらゆる意味で我々はGAFAを無視できなくなっています。

今回はそんなGAFAに関する解説を行っていきます。
この記事を読むことで、
  • GAFAのサービスの強さの秘密
  • 投資対象としてのGAFAの魅力
がわかります。

そもそもGAFAとは

そもそもGAFAとは、米国主要IT企業のグループです。
具体的には、
GAFAを構成する4社
  • Google
  • Apple
  • Facebook
  • Amazon
の4企業を指します。
日本でも東京の有名私大をひと括りにして、MARCH(マーチ)なんて呼んだりしますねw
あれと同じです。

最近は、GAFAという呼び方を使わずに、ビッグテック(Big Tech)などと呼ぶこともあります。
4つともこの上ない巨大テクノロジー・カンパニーですからね。
似た企業区分として、GAFAにマイクロソフトを加えたGAFAMがあります。
最近はあまり言いませんが、FANG(Facebook,Amazon,Netflix,Google)や、
FAANG(Facebook,Amazon,Apple,Netflix,Google)といった呼び方も存在します。

GAFAに共通する特徴

GAFAに共通するのは、まずどの企業も比較的新しく、そして恐ろしく巨大なIT企業だということです。
冒頭でも述べましたが、現代日本で生活していて、GAFAのサービスを利用しない日はおそらく一日もないでしょう。
GAFAのサービス
  • Google検索
  • youtube
  • iPhone
  • mac
  • Facebook
  • インスタグラム
  • Amazon.com
  • AWS
こうして列挙してみると、あることに気づきます。
GAFAの主要サービスは、どれもプラットフォーム的な側面を持っているのです。
ネット上にサイトを公開する場合、現代ではサイト訪問者の大部分がGoogle検索を経てサイトにたどり着きます。
また、youtubeは言うまでもなく、動画配信プラットフォームですね。
iPhoneにアプリを入れようとするなら、app storeを経由します。
今は日常生活のシェアという目的意外にもビジネスの宣伝メディアとしてもインスタは外せません。
極めつけはAWSです。今や多くのwebアプリケーションがアマゾンの所有するサーバー上で動いています。

要するに、もはやGAFAのサービスはITに絡む活動ほぼ全ての基盤になっているということです。
僕らは自分たちで何かコンテンツを配信しようと思った時、GAFAのサービスを利用せざるを得ない状態です。そして、プラットフォームの価値はそのユーザーの数によって決まりますから、一旦地位を確立した存在を脅かすのはとても難しいわけです。例えば、
youtubeにはたくさんの面白い動画がある→
たくさんの視聴者が集まる→
多くの視聴者に見てもらうために多くの動画配信者が集結する→
youtubeにたくさんの面白い動画が投稿される→

(以下ループ)
という状態ですね。この手の構造を持ったサービスには、「勝者総取りの原則」が存在するといわれます。
一度覇権を握った者がその後も勝ち続け、たった一人の勝者と残り全ての敗者という構図が確定してしまうということですね。例えば、ニコニコ動画とyoutubeを比較してみるとこれがよくわかります。
今やニコニコ動画のMAU(月間アクティブユーザー)はyoutubeの10分の1程になっているのです(参考)。ニコニコの視聴者がごっそりyoutubeに移動しているわけです。ここまでの内容をまとめておくと、
GAFAとはITプラットフォームビジネスの戦場における勝者である

となります。

そして、すでに勝っているというまさにその事実によって、今後も勝ち続けていくことが期待されるというわけですね。

GAFAの技術力

さて、これまでは一般的に見たGAFAの凄さというものに触れてきました。
が、もう少し専門的な切り口だとどうなるでしょうか。
純粋にIT企業として見た時のGAFAの技術力は一体どれほどのものなのでしょうか。

結論からいうと、GAFAの技術力は半端ではないです。
まず、世界中のエンジニアが使用する基本ツールを開発しているが、GAFAエンジニアだったりします。

例えば、AI開発における最近流行の手法であるDeep Learningをとってみてもそうです。
Deep Learningの主要なフレームワークのTensorflowとPytorchはそれぞれGoogleとFacebookによって開発されています。
あとはweb制作の現場で最近よく使われるjsライブラリのReactもFacebookが作ってますね。
※フレームワークとかライブラリってなんやねんって方は、とりあえず「開発をめちゃめちゃラクにしてくれるプログラムの塊」だと思ってください。

また、世界中の多くのウェブサービスはAWS(Amazon Web Service)上で動いています。
これは単なるレンタルサーバーとして使えるだけではなく、大量アクセスの負荷を低減する機能が、色々と盛り込まれています。

まあ小難しいことを考えなくても、GAFAが超大規模なサービスを運営していく都合上、優秀なエンジニアを大量に囲ってるのは想像できますよねw

例えば、youtube一つとってみてもそうです。
youtubeには2016年時点で20億前後の動画が存在していたそうです(2019年現在はもっと多いことでしょう)。
また、ユーザー数は2019年現在で19億人いるといいます。
にも関わらず、チャンネル登録したチャンネルの動画一覧がクリック一つでパッとでてくる。

Webサービスのバックエンドのプログラミング経験がある人ならこれがかなり凄いことだとわかるはずです。
メチャクチャ優秀なエンジニアがたくさんいて初めてできることです。

GAFAの給与水準は?

さて、なんだかGAFAにはすごい人がたくさんいるらしい、ということはわかりました。
さぞかし彼らは高給取りなのでしょう。

ここで、実際のデータを見てみましょう。

Glassdoorを使ってGoogle,Facebook、Appleのエンジニアの給料を調べてみます。

すると、結果は以下の通りとなりました。
これがGAFAのエンジニアの給料の平均的な水準と考えられます。
Google 131000ドル
Apple 132000ドル
Facebook 146000ドル
Amazon 141000ドル
これらはいずれもインセンティブを含まない金額です。
2019年11月現在、1ドル=109円程度ですから、どこも日本円換算で1000万円は軽く超えてきます。
しかもここにインセンティブが加算されるので、実際には1〜2割増の金額が支給されるようです。
ちなみに日本の大手IT企業であるNTTデータの平均年収は800万円程度(参考:平均年収.jp)。
GAFAの6割程度というこの数字は、少し寂しい気持ちもありますねw

あの時GAFAに投資していたらどうなった?

最後に、もし早い段階でこのGAFAの株を買っていたらどうなっていたのかということを考えてみましょう。
ズバリ、GAFAの株価の推移を見てみましょう。
↑Google
↑Apple
↑Facebook
↑Amazon

どの銘柄も長い目で見れば右肩上がりですね。
特にAppleとAmazonの株価の伸び方はまるで指数関数のようです。

実際にGAFAの銘柄たちは、収益性を向上させてきました。
現に株価が大きく伸びたと言っても、それぞれの銘柄のPERは2019年11月現在
Apple 約22倍
Google(Alphabet) 約30倍
Amazon 約86倍
Facebook 約26倍
と、アメリカ株全体が加熱している状況を加味するとそう高くありません(Amazon以外は)。
株価が上昇しているのにPERがそんなに高くないということは、それだけ収益性が向上してきたということです。ちなみにAmazonにしても一時はPERは余裕で3ケタあったので、徐々に株価に相応しい収益性を発揮してきていると言えます。
AWSがここ最近収益性を発揮しているということが大きいですね。
(Amazonの収益の柱は通販のAmazon.comではなくクラウドサービスのAWSです)


プラットフォームビジネスの覇者たるGAFAが、後続が決して崩せない強力な「経済の堀」を築いていることが垣間見えるデータです。

GAFAの株価チャートを見ると、思わず過去にタイムスリップしたくなります。

もし20世紀の内にアップルに投資できていたら。
払ったお金は 配当込みで100倍以上になっていたことでしょう。

【11年で25倍】ダウ銘柄で最も株価が上がったのは〇〇!11年分のデータを調査してみた【バフェットはすごかった】

2019年12月10日
20世紀とはいわずに、2016年の株価の谷でアップル株を購入していたとしてもかなりのリターンが実現していました。
株価はたった3年で軽く2倍以上になっています。
当時既に巨大企業で成長余力があまりなさそうなアップルに投資してそれだけ儲かったというのは意外に思うかもしれません。
しかし、小型の成長株よりも既に成熟しきったと思われている銘柄のほうがリターンが高くなることはよくあるのです。
そこのところ詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ。

【保存版】20世紀後半に一番上昇した銘柄から学ぶ株式投資の極意【シーゲル教授の教え】

2019年12月11日
(2020/5/12 追記)
投資対象としてのGAFA(+マイクロソフト)の魅力をより深く掘り下げた記事を作成しました。こちらもあわせてどうぞ。

データで見るGAFA(+M)株の凄さ。投資魅力度ランキングも発表。

2020年5月13日

まとめ

今回は僕達の日常ともはや切り離すことのできないGAFAの企業たちについて、詳しくみてきました。
内容をまとめておきましょう。
まとめ
  • GAFAとはGoogle,Apple,Facebook,Amazonの4Amazonの4つの巨大IT企業で構成される
  • GAFAはプラットフォームビジネスの覇者であり、後続がこれに打ち勝つことは構造的に困難
  • GAFAの大規模サービスを支えるエンジニア達は高給取りだが、それに見合って優秀である
  • GAFAの株を買ってずっと持っていた投資家は今頃大金持ちになっている
投資家としては次のGAFAのような銘柄をぜひとも見つけたいものですね。ではまた次回の記事でお会いしましょう。
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