株価下落中のみずほFG株(8411)の銘柄分析【配当利回り5%中盤】

こんにちは。きむ公です。

今回はみずほFG株の分析を行います。
みずほFG株といえば1万円台から投資することができ、配当利回りも高い(5.47%,2020/3/6時点)ので特に投資初心者に人気がある株です。

かくいう僕も初めて購入した銘柄はみずほでした。
そして今までの投資の中で最も後悔している銘柄もこれです。
その辺の事情についてはこちらの記事にまとめているので興味がある人は是非参照してください。

【失敗談】初めての株購入でみずほFGを選んで失敗した話

2020年1月8日
では早速みずほFGの分析を始めていきましょう。

みずほFGの株価推移と配当利回り

みずほFGの株価はここ数年下落傾向にあります。
みずほFGの株価推移

一時期は200円台に乗っていた株価は現在137円まで下がっています(2020/3/6)。

この株価の下落幅は配当でカバーできる部分を大きく超えています。
僕含め、最近みずほ株を買った人はほとんど含み損を抱えているという状態です。

株価下落の影響もあり配当利回りは5%台中盤です。
なお、みずほFGの配当性向は平常30%程度です。

こちらはまだ高配当をウリにしている銘柄の中では健全な水準だと言えるかもしれません。

注意点:減配と増資を行った過去

みずほFGに限らず日本の銀行はほとんど全て業績が低迷しています。

みずほ株を保有している人も、業績向上よりも高配当を期待して選んだという人も多いでしょう。

しかしみずほFGの場合は、過去減配と増資を同時に行った事実があることには注意が必要です。

経営が苦しくなると本来株主に渡るはずのお金を使って建て直しを図ろうとしたということです。
詳しい経緯は、こちらの動画を参照してください。

みずほFGの業績

次にみずほFGの業績を見ていきましょう。

売上高と純利益

次のグラフがみずほFGの売上と純利益の推移です。
売上高推移
純利益推移(公式IRより)
売上にはイマイチ上向きの方向感が感じられません。

そして利益は減少傾向ですね。
経営に苦しんでいる様子がよく伝わってきます。

先述した通り、みずほFGの配当性向は平常30%程度です。
これは高配当銘柄としては、低い水準です(例えば日本の高配当株投資家に人気があるJTなどは配当性向約90%に達しました)。
言い換えると、実はみずほFGには内部留保の余力があるということです。

つまり適切に事業再投資を行っていれば、本来収益力を増加させることができるはずです。
それが全くできていないということはどういうことでしょうか。

日本の長引く超低金利環境が銀行の経営状態に与えるダメージがそれだけ大きいということだと僕は解釈します。

ROEも低下傾向

さらに残念なことにみずほはROEも低迷しています。
ROE推移


ROEは企業が株主の資本をどれだけ上手に運用できているかを示す指標です。
それがどんどん低迷しているということは、長期で保有しても投資効率が悪くなるということを示唆します。

みずほFGの事業

みずほFGが保有する業務はほとんどの人にとって馴染み深いものだと思います。
みずほFGが保有する主要な業務
・銀行業務(みずほ銀行)
・信託銀行業務(みずほ信託銀行)
・証券業務(みずほ証券)
・シンクタンク、コンサル(みずほ総合研究所)
金融に関連するほとんどの事業が網羅されています。 なお、収益の中心となるのはみずほ銀行です。
公式決算資料より
銀行が柱となると、これだけ利益が低迷するのも頷けますね。
銀行業は金利が上がらないと収益性が低下せざるを得ない上、その金利は自分たちをコントロールできないと言うやっかいな特徴を持っています。

先日、日本のGDPが年率換算で6%以上低下しているという報道もなされており、景気後退の懸念は色濃く渦巻いています。

この状態では日銀もますます金利正常化の道は選びづらいのではないでしょうか。
正直今後の収益の見通しも暗いと言っていいでしょう。

まとめ

低価格で購入できて、配当利回りが高いこともあってこの銘柄に魅力を感じる初心者も多いと思いますが、正直オススメできない銘柄です(僕は未だにちょびっと持っていますが笑)。

収益の見通しは暗く、困ったら配当削ってきた過去もあるので、もし投資するにしても少額に押さえておくのお勧めします。

ポートフォリオに金融セクターを加えたいならアメリカの金融銘柄を狙った方が賢明かなと思います。

例えばJPモルガン・チェース(JPM)などは面白い銘柄だと思います。
よければこちらの記事もご参照ください。

JPモルガン・チェース(JPM)の銘柄分析と将来株価予想

2020年3月5日

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