【保存版】人気のレバレッジETF、SPXLを解説【S&P500の3倍の株価変動】

こんにちは。きむ公です。

今回の記事では人気のレバレッジETF、SPXLについて解説します。
SPXLは米国の代表的な株価指数、S&P500の3倍の値動きをするETFです。

S&P500は長期的に大きく上昇してきました。
それに3倍のレバレッジをかけたこのETFは、買い方によっては非常に大きなリターンが期待できます。

後述するように、レバレッジETFの性質上初心者は手を出さない方が無難ではあります。
しかし、SPXLの概略自体は知っておいて損はないでしょう。

なお今回の記事のデータソースは運用会社のDirexionの公式サイトです。

SPXLとは

SPXLは正式名称を「ディレクション・デイリーS&P500ブル3Xシェアーズ」と言います。
一日毎に参照指数であるS&P500の3倍の値動きになるように設計されています。

経費率は通常のETFと比較すると少し高めの0.95%となっています(レバレッジ ETF としては標準的な手数料ですね)。

注意点としては、1日ごとに価格の変動が3倍になるように設計されているということです。
異なる期間(1ヶ月間や1年間など)で見た場合には、必ずしも3倍の値動きにはなりません。
これについては後述します。

SPXL の組み入れ銘柄

SPXLはS&P500と連動するように作られているので、組入れ銘柄の顔ぶれはS&P500と同じです。
具体的に組み入れ上位銘柄を列挙すると下画像の表のようになります。
S&P500の上位銘柄を見ると、GAFAを始めとして高い成長性を持った面々が軒を連ねていますね。
長期で高いリターンが出てきたのも納得だと言えます。

SPXLの株価推移とリターン

次のグラフが SPXL のここ5年ほどの株価の推移です。


SPXLは、コロナショック直前までは凄まじい勢いで上昇を続けていました。
しかし、一度コロナショックで大暴落が始まると一ヶ月足らずで株価は半分以下になりました。

適切なタイミングで売り抜けられればリターンは大きいですが、ズルズル持ち続けると悲惨なことになる場合もあります。
出口戦略はあらかじめ持っておいた方が良いかもしれません。

ついでに参照指数のS&P500との株価比較も下に掲載します。
青いほうがS&P500です。
コロナショックでの暴落により、5年リターンは記事執筆時点(2020/4/29)でほぼ同じになっています。

SPXLのリスク〜上昇相場でのみ買おう〜

レバレッジ ETF はその性質上、レンジ相場に弱いです。
レンジ相場というのは、株価が一定の範囲内で上下動を繰り返す相場のことです。

毎日のリターンを参照指数の3倍にするという設計上、 SPXL は内部で資産のリバランスを頻繁に実行します。
要は株価が下がれば株のポジションを減らし、株価が上がればポジションを増やす、という操作を内部で自動的に行っているということです。

このため、一旦株価が上昇した後に下落すると、株のポジションが大きくなっているために大きく下げます。
コロナショックでの暴落があまりに急なのも、それまで好調だったことが災いしてポジションが膨らんでいたことにも原因があります。

逆に、いったん下落した後に上昇した場合は、株のポジションが少なくなっているために株価としては少ししか上昇しません。

この性質により、右肩下がりの相場の場合、SPXLの損失はS&P500の3倍以下に抑えられます(毎日自動で損切りされていくため)。

逆に右肩上がりの相場なら、上がるたびにポジションをどんどん増やしていくので 、そのトータルリターンはS&P500の3倍以上になります。

良くも悪くも長期で持ち続けるほど、どんどんS&P500との株価が乖離していく傾向があります。
  • 初心者向きでない
  • リスクが高い
  • 短期売買向け
といわれるのはこの辺りの事情が関係しています。

ダラダラと値動きがはっきりしない相場で持ち続けると、あっという間に損失が拡大し、かつ取り戻しにくいという状態に陥ってしまいます。

購入判断はくれぐれも慎重に行ってください。
なお、同じく人気があるレバレッジETFのTECLについてはこちらの記事をどうぞ。

TECLは米国のハイテク成長株に投資できる3倍レバレッジETF【株価変動大】

2020年3月13日

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