株で勝てない人が陥っている罠【僕もひっかかりました!】

どうもこんにちは。きむ公と申します。
最近、株式投資を続ける中で面白い負け方をしたのでシェアします。

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2020年11月16日

最近僕が購入した二つの銘柄

僕は最近2つの株を買いました。
一つはデルタ航空で、もう一つはベリサインという企業の株です。

この二つは両方とも投資の神様ウォーレン・バフェットが保有することで注目を集めている株です。
特にデルタ航空は、コロナショックで世界中の株が下落するなか、バフェットが追加購入したことで話題になりました。

僕は当時、デルタ航空についてほとんど調べたことがありませんでしたが、このニュースが決め手になって購入しました。

なにせウォーレンバフェットは、暴落している株を低価格で購入し、長期間持ち続けることで大きなリターンを上げてきたことで有名です。
今回も、これまでのバフェットの勝ちパターンが再現されるのではないかという期待がありました。

ベリサインは、単純に前々から自分でも調査して目をつけていた銘柄です。
コロナショックの危機的な状況でも、ビジネスに影響は少ないと考えていましたし、今後も長期的に成長できる銘柄だと判断しました。

意外な結果

蓋を開けてみれば結果は意外でした。
バフェットとほぼ同時に購入したデルタ航空はなんと約50%も下落しました。

おまけに、後日バフェットがデルタ航空株の一部をあきらめて売却しました。
要は損切りです。

当初、「航空株は売らない」とバフェットが宣言していただけに、このニュースは衝撃でした。
明らかに、バフェットはコロナウイルスによる人々の移動制限の影響を過小評価していたと考えられます。

当然僕もデルタ航空につぎ込んだお金は半分ほどになりました。
幸い額が大きくなかったので、ダメージは限定的でしたがそれでも損には間違いありません。

一方のベリサインはと言うとその逆でした。
僕がベリサインを購入した時の株価はほぼ150ドルちょうどでした。
そしてそれから株価は、瞬く間に上昇し、一週間やそこらでたちまち180ドルに達しました。
非常に短期間の間に20%のリターンを得ることができたわけです。
これは、
  • ベリサインのビジネスの維持コストが非常に軽く、コロナ禍でも事業の存続が容易
  • 安定してキャッシュを生み続けるビジネスモデル
  • 在宅ワークなどが増えた影響で人々のIT依存が加速し、ネットを支えるドメインを管理するベリサインがますます評価された
などの要因が考えられます。
なんにせよ、今回は投資の神を真似た投資よりも、僕という単なる一投資家が自分で考えた投資の方が結果を出したわけです。

投資で負ける人の多くが犯している間違い

僕がこの経験で学んだのは、凄い投資家の猿真似では勝てないということです。

今回の僕のようなことは、株式投資下界隈では意外とよく起きています。
  • 有名な投資ブロガーがあの銘柄を絶賛していたから
  • YouTube でこの銘柄おすすめされたから
  • 雑誌でアナリストがこう言っていたから
といった理由だけで、自分で考えずに行った投資が失敗することってよくありませんか?

実際今回の僕のデルタエアラインに関しても、そうです。
もっと早くにこの株の事を調べていれば購入を見送った、もしくはバフェットより早く損切りをすることが可能だったと思います。

先日デルタエアラインの銘柄分析記事も書きましたが、記事執筆の為に調査を開始した時点でもう時すでに遅しでした。

もちろんバフェットを真似したのは完全に僕が勝手にやったことなので100%僕の責任です。
僕が憤りを感じるのは、自分で考えることを怠った自分自身に対してです。

今までたくさんの株の本を読んだり企業の決算を読み込んだりして知識をつけてきました。
実際自分の考えで投資した結果、今回のベリサインのようにバフェットに勝つこともあり得るのです。

人の意見を参考にするのは重要ですが、最後はあくまでも自分で考えることが重要だと学びました。
投じるのは、自分のお金ですから。
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