最近、DMM株で株式投資をしている人をよく見かけます。
個人的には、DMM といえば FX のイメージで、株式投資口座を開設できることすら最近まで知りませんでした。
しかし、DMM株は手数料が非常に安いという話を聞いて、取り敢えず開設してみました。
実際に使ってみた経験を踏まえて記事を書いていきます。
この記事に書いてあること
・DMM株のメリット&デメリット・DMM株を使ったほうが手数料的に得な人はどんな人か
ちなみに
このブログのリンクから多くの人が証券口座の申し込みをしていますが、ぶっちゃけると、このDMM株と一株投資のネオモバが人気2トップですね。
この記事ではデメリットも紹介するので、DMM株を使いたい人は全てを把握した上で開設すると良いでしょう。
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この記事ではデメリットも紹介するので、DMM株を使いたい人は全てを把握した上で開設すると良いでしょう。
目次
DMM株とは
DMM株とはその名の通りDMM.comが展開する株式投資の証券口座です。SBIや楽天、マネックスなどと同じく日米株の売買や信用取引ができます。
2018年に始まったばかりのまだまだ新しいサービスなので、大手3社に比べればまだまだユーザーは多くありません。
その一方で手数料の安さは、はっきり言って頭ひとつ抜けています。
>>>DMM株の公式サイトを見てみる
DMM株を使うメリット
まずは DMM 株を使って感じたメリットです。日本株・米国株取引の手数料が格安
DMM 株を使う最大のメリットは何と言っても取引手数料が安いことです。国内株・米国株ともに手数料は業界最安水準です。
大手ネット証券は対面証券に比べてどこも手数料が安いですよね。
しかしこの DMM 株がネット証券の中でも「格安」と呼ぶにふさわしい存在であることはまだあまり知られていません。
国内株取引手数料
まずは国内株の取引手数料から見ていきましょう。約定代金 | DMM株 | SBI(スタンダードプラン) | 楽天 |
5万円 | 55円 | 55円 | 55円 |
10万円 | 88円 | 99円 | 99円 |
20万円 | 106円 | 115円 | 115円 |
50万円 | 198円 | 275円 | 275円 |
100万円 | 374円 | 535円 | 535円 |
150万円 | 440円 | 640円 | 640円 |
300万円 | 660円 | 1013円 | 1013円 |
300万円超 | 880円 | 3000万円まで1013円,それ以降1070円 | 3000万円まで1013円,それ以降1070円 |
利用者数が多い SBI や楽天に比べてもDMM株の方が手数料が安いことがわかりますね。
ついでに信用取引の手数料も非常に安い水準です(一約定あたり300万円以下は88円、それ以上は無料)。
さらに、大手証券と同じくNISA 口座内での株式取引は手数料ゼロです。
しかも新規口座開設後、一か月間は取引手数料が無料という特典もあります。
米国株取引手数料無料
そして僕的に一番嬉しかったのが米国株取引に手数料がかからないことです。発生するのは、為替手数料(1ドルあたり片道25銭)のみです。
SBI・楽天・マネックスといった米国株投資家の間でメジャーな証券会社でもこれは現状ありえません。
この大手三社では、為替手数料や為替スプレッドに加えて約定代金の0.495%(税込)の手数料がかかります(2021年3月現在)。
米国株投資を日々やっていると、「手数料が鬱陶しいな〜」と感じることが良くありました。
僕は頻繁に取引する投資スタイルではありませんが、それでも売買一往復で1%近い手数料がかかっていました(マネックス証券使用)。
そこが無料になるのは非常にグッドでした。
DMM証券の米国株投資の為替手数料
先程、取引手数料は発生せず、為替手数料(為替スプレッド)のみが生じると言いました。
為替スプレッドとは、円とドルを両替する時に投資家が負担する実質的な手数料のことです。
円貨で米国株を購入するスタイルの証券会社は、DMMに限らず基本的にこの為替スプレッドが発生します。
DMM 株の為替手数料は0.25%なので1ドル100円とすると0.25円分発生します。
先程、取引手数料は発生せず、為替手数料(為替スプレッド)のみが生じると言いました。
為替スプレッドとは、円とドルを両替する時に投資家が負担する実質的な手数料のことです。
円貨で米国株を購入するスタイルの証券会社は、DMMに限らず基本的にこの為替スプレッドが発生します。
DMM 株の為替手数料は0.25%なので1ドル100円とすると0.25円分発生します。
手数料がポイントで返ってくる
DMM株では手数料がポイントで帰ってくるのも嬉しいところです。取引手数料の1%が DMM 株ポイントとして貯まっていきます。
貯まったポイントは1ポイント=1円で証券口座に入金され、取引に利用したり出金することが可能とのことです。
ちなみに僕は現状米国株(取引手数料ゼロ)しかやってないので、ポイントの恩恵は一切受けられていません(涙)
口座開設が簡単
DMM株は口座開設が非常に簡単に行えます。①フォームに必要事項入力
②本人確認書類送付(スマホで免許証撮影&送信可能)
の2ステップで開設可能です。②本人確認書類送付(スマホで免許証撮影&送信可能)
「最短5分で終了し、今日から取引を始めらる」という触れ込みです。
こういうユーザビリティの高さはDMMという会社らしいポイントですね。
無料でDMM株の口座を開設してみる
アプリが使いやすい・設計が優れている
僕が実際にDMM株を使用する中で思うのは、デザインや配置が分かりやすいことです。実際に見てもらった方が早いですね。
↑は、マーケット指数の画面です。
デフォルトで黒背景です。 こっちは、お気に入り銘柄の登録画面。
僕はアドビ(ADBE)とアトラシアン(TEAM)を登録中です。
なお、DMM株では日本株・米国株共に同じアプリから取引&管理が可能です。
(これ、使う側としては当たり前の機能ですが、何故かちゃんと実装できてない証券会社が多いんですよね……)
DMM株を使うデメリット
次に DMM 株を使うデメリットも見ていきましょう。投資信託や債券の取扱がない(ETFは買える)
DMM 株を使ってみてデメリットだと感じたのは投資信託や債券を直接買うことができないということです。DMM 株では、投資信託や債券の取り扱いがありません。
したがって、つみたて NISA も開設できません(通常のNISAは可能)。
通常の投資信託は買えないものの、ETFは買えることには注意です。
僕が調べたところ、2020年4月27日時点では米国株投資家に人気の ETF は大体取り扱いがありました。
VOO, SPYD, HDV, VYM, VT, VTI, QQQ, SPXL, SPXSといった ETF は DMM 株で取引することができます。
また、債権を直接買うことができないと言いましたが、債券に投資する ETFのBNDは 購入可能でした。
少しこの辺の状況がややこしいです。
なお、レバレッジ ETF の中でかなり人気が高いと思われるTECLの取り扱いはありませんでした。
ここはマイナスポイントだと言えます。
ちなみに
僕自身は投信はマネックスのNISA口座で、無配当米国株はDMM株で……と使い分けています。
僕自身は投信はマネックスのNISA口座で、無配当米国株はDMM株で……と使い分けています。
米国株の取扱銘柄が少ない
もう一つのデメリットは米国株の取り扱い銘柄が少ないことです。日々取扱銘柄数は増えてはいるのですが、まだまだ DMM 株で買える米国株は847銘柄にすぎません。
これはマネックス証券の3319銘柄に比べると見劣りします(2020年4月27日時点)。
補足
ちなみに僕が買っている米国株は全部取り扱いがありました。
僕のポートフォリオの中では比較的マイナーと思われるベリサイン(VRSN)も買えたので、大抵の人は困ることはないと思います。
が、マイナー米国株が好きな人は注意してください。
ちなみに僕が買っている米国株は全部取り扱いがありました。
僕のポートフォリオの中では比較的マイナーと思われるベリサイン(VRSN)も買えたので、大抵の人は困ることはないと思います。
が、マイナー米国株が好きな人は注意してください。
米国株が円貨決済のみ
米国株取引が円貨決済のみであることは個人的にはデメリットです。そもそも円貨決済しか使わないよという人は関係ないのですが、僕はどちらかというと、ドル転と株の購入を別々にやりたい派ですね。
円高になってドル転したいけど、米国株価も高いから株は欲しくない……。
というパターンが時々ありますからね。
まあFXのようにレバレッジをかける訳じゃないので、為替の動きが与える影響はタカが知れているかもしれませんが、一応注意です。
配当金受け取りに為替手数料発生
次に感じたデメリットは、配当金受け取りの為替手数料です。配当金の受け取りも円貨での受け取りとなるので、 配当金受取時に為替スプレッド(基準為替レート-1円)を支払うことになります。
配当金受け取り時の為替手数料は、日頃意識しにくい手数料です。
円貨で配当金を受け取るタイプの証券会社では、基本的に配当の為替手数料を取られています。
特に高配当投資をやっている人は注意すべき手数料ですね。
ちなみに、配当を受け取る度に発生する為替手数料を回避する為、僕はひと工夫しています。
・無配(or低配当株)をDMM株で取引
・それ以外の高配当ETFなどはマネックス証券で取引
と使い分けてます笑・それ以外の高配当ETFなどはマネックス証券で取引
こうすれば、そもそも配当自体が無いので、配当の為替手数料もゼロです。
ちょっとケチすぎて証券会社に申し訳ない気もしますが笑
DMM株を使うべき人
以上をまとめると、 DMM 株を使用すべき人は以下のような人だと言えるでしょう。DMM株を使用すべき人
・とにかく手数料を抑えてコスパ良く取引がしたい・マイナーな米国株を買う予定がない
・投資信託を買う予定がないか、他に投資信託を買える証券口座を持っている
投資家たるもの、払わなくて済むお金は1円でもケチりましょう。
「めんどくさいから」を乗り越えた
もう既に使ってる証券会社があるのに、新しく口座を開設するのは何となく面倒ですよね。実際僕も、マネックスというメイン口座を既に持っていたので同じ気持ちでした。
ですが、手数料の安さを知った瞬間、僕はその場でDMM株口座を即開設しました。
少しでもお得な取引ができるなら、面倒は厭わない投資家スピリットです笑
口座開設作業は、実際の投資と違って絶対にお金を失うことがありません。
取り敢えずやってみるか、で開設しました。
DMM 株口座に興味を持った方は、下のリンクから開設可能です。
今なら口座開設後1ヶ月間取引手数料が無料なので、この機会に試してみると良いかもしれません。
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