米国株投資を始めてから約2年くらいが経過した。
※時々かなり昔から投資を行っているようなイキリをしているので、驚かれることもあるが、僕の米国株投資歴はだいたい2年くらいである。
初めて買った米国株は、確かVISAだったと思う(うろ覚え)。
ということは VISA ホルダーにになってから大体2周年ということである。
ここら辺でビザ株との思い出を振り返ってみたい。
この記事は僕の単なる回想である。
目次
ファンダメンタルズに惚れて即購入
VISA 株の銘柄分析記事でも書いた通り、この銘柄は本当にファンダメンタルズが良い。営業利益率が60%台なんて、はっきりいって信じられない。
ビジネスモデルもいいし、貸借対照表もピカピカである。
ただ、当然それだけの価値がある株なので株価は高かった。
PERは、40倍くらいだったか。
それでも僕が購入した時の株価は確か130ドル台とかその辺だったと思うので、あれから株価は大きく伸びた(今190ドルぐらい)。
PERは相変わらず高いままだ。
要するに利益が成長したのである。
コロナはビザが初めて経験する苦難
しかしそんなビザもコロナショックでは大きな打撃を被った。一時期は200ドル台を突破していた株価が150ドル台まで落ちてきたところまでは記憶している(もっと下がったかもしれないがそこからは衝撃のあまり気絶していた)。
しかしまぁ、大変な思いをしながらも160ドルくらいで買い足しにも動き、その後の株価上昇の恩恵を受けることもできたので特には気にしていない。
しかし確実に業績は悪化したし、次期決算の見通しは不透明なままである。
しかも、最近の株価の動きを見るに、VISA はどちらかというと金融などの業績不安組と似たような株価変動率を示している。
ここ最近のマーケットは、 マイクロソフトなどの業績に不安がない銘柄と業績に不安しかない銘柄が交互に資金を奪い合ってるような様相を見せているが、 VISA は業績不安組に連動して株価が上がってきたという経緯がある。
※多少これは誇張気味の表現だが。
VISA の配当はごくわずか
相場全体の大きな暴落を経験しながらも、僕に年平均20%くらいのリターンをもたらしてくれている VISA であるが、日本の投資家に超人気かというとそこまででもない。
もちろん、米国個別株の中で見れば、めちゃくちゃ人気の銘柄ではある。
しかしいかんせん、日本の投資家は ETF を好んで米国の個別株にあんまり手を出さなかったり、高配当株に重点的に投資していたりする。
高配当投資家から見ると VISA ほどのクソ株もそうそう無いのではないだろうか。
無配でないだけマシ、という見方もできるが僕の口座に振り込まれてくるビザ株の配当もほんのわずかな雀の涙以下のものでしかない。
何せ配当利回りは1%を切っている。
犬の小便のような配当である。
※誤解なきように言っておくと、自社株買いによってちゃんと株価は底上げされているし、配当性向も実はそんなに低くない。
VISA 株を買って後悔しているか
この2年間を振り返ってみて、なんだかんだで VISA 株は僕の一番好きな銘柄であり続けている。・クレカ事業と言う既得権益に近いビジネスモデル
・銀行が母体となって創業されたと言うルーツ
この企業だけ何かズルをしてるようで、そういうところが好きすぎる(ゲス顔)
しかも、しっかり株価は上昇しているので何も文句はない。
今後何があるかわからないが、やはりビザという船に乗って今のところは正解だったと結論付けたい。
唯一後悔があるのは、当時は長期投資を目指していたこともあってあまり手数料に頓着がなかった。
確かマネックス証券は米国株投資の手数料が当時今より高かった気がするが、少し無駄なお金を支払ってしまったかもしれない。
もし当時に戻れたら、DMM株などの米国株が手数料無料で売買できる証券会社を選ぶと思う。
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