インターネット上では「株を始めろ!」と勧めてくる人は多いですが、
株なんてもうやめとけ
と言う人は少ないです。
現実世界では株なんてやめといたら?という空気がまだまだ大勢ですので、実に対照的です。
まあ他人に株を始めさせると儲かる人がいる以上、ネット上で「株なんてやめとけ」という声が大きくならないのはわかる気がします。
いやらしい話を抜きにしても、株式投資は巷で言われているほど悪いものではありません。
僕自身、株式投資をやっていますし、利益も出しています。
しかし最近思うことがあります。
株っていつまで続けるべきなんだろうなと。
今回もまたかなり個人的な話で恐縮ですが、「株のやめどき」について考えたいと思います。
目次
株で儲けよう損しようが関係ない気がしてきた
何で株ブログで株の辞め時を考えるのかと言いますと……。最近僕の中で株式投資のリアリティーがなくなってきたからなんですね。
コロナショック以来ボラティリティがすごく上昇してきました。
僕の状況で言えば1日何もしていないのに6桁の金が飛んで行ったり、逆に儲けたり、ということも珍しくなくなってきました。
相場が大きく動いた日は考えます。
株って何なのかな、と。
僕は長期投資をしているので、目先の株価変動にはほとんど影響を受けません。
上がろうが下がろうがどちらにせよ株を売る気はないからです。
幸い、NYダウが24000ドルを切るまでは含み益も維持できそうですが、正直どっちでもいいです。
僕は物欲があまりないので、1日に使うお金は1500円くらいという日が多いです(家賃光熱費除く)。
自分の預かり知らぬところで、自分の資産が激しく上下してると言われてもあまり実感がないですね。
証券口座の資産額なんて本当に単なる数字データでしかないです。
特に僕は、余裕資金の範囲で投資を行っているので、仮に暴落が来ても生活に何の変化もないわけです。
逆にどれだけ儲かっても、ひとまずこの生活が続くだけです。
じゃあいつ売るか?
お金は使ってこそ意味があるものですよね。死ぬ時に株なんて持ってても何の意味もありませんしね。
そういう意味では高配当株投資家は合理的なのかもしれません。
定期的に、資産の一部が配当という使用可能な形態になって吐き出されているわけです。
一方僕が好んでいるハイテクグロース株の配当は本当に微々たるもので、まさに犬の小便と言った感じです。
事業の成長性を考えると、まだまだずっと保有していたい銘柄達ですが、いつ売るかは非常に悩ましいです。
子孫に資産が残せるメリット
ずっと株を保有し続けて、子孫に株を渡していくという考え方もあります。僕の父親なんかはおそらくこのタイプです。
何十年も株をやってそれなりに儲けているようですが、そんなに贅沢してるようには見えません。
父親の死後、おそらく金融資産はそっくりそのまま姉が相続するのでしょう。
なんかそんな感じのことを言っていました。
資産は、相続によって先祖代々受け継げるという大きなメリットがあります(相続税高いでですが……)。
うまくすれば、 一族でずっと株式資産を共有して人生をイージーモードにしていくということも可能ですよね。
こう考えると、自分が生きているうちに株を売る必要はないという考え方もあると思います。
不動産購入の頭金等のために売却するかも
僕の場合、子孫にはいくらかの株が残せればいいです。現実的には将来、株の売却はすると思います。
その時に何かお金を使う用事があればいいですが、なければ不動産投資の頭金にでもしましょうかね。
金を生む資産を金で買い続ける、という以外の金の使い道をイメージできないんですよね。
将来的には何か豊かな金の使い方を思い付けばなあ、と思います。
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