TECLは米国のハイテク成長株に投資できる3倍レバレッジETF【株価変動大】

こんにちは。きむ公です。

今回は過去に驚異的なリターンを叩き出してきたレバレッジETF、TECLについて解説します。
一瞬で資産の大半が溶けるリスクがある反面、いいタイミングで買えれば一生遊んで暮らせる程のリターンも狙える非常にスリリングなETFです。

なお、記事のデータソースは運用会社のDirexionの公式サイトです。

TECLとは

TECLは正式名称を「Direxion デイリーテクノロジー株ブル3倍 ETF」と言います。

一日毎に、参照指数・XLKの3倍の値動きを実現するように設計されています。
要するにアップルやマイクロソフトと言った、今をときめく米国ハイテク株に3倍レバレッジをかけて投資できるということです。
経費率は少し高めの1.08%です(レバレッジ ETF としては標準的な手数料です)。

注意が必要なのは、
1日ごとの価格の変動が3倍になるように設計されている
ということです。

1ヶ月、1年などの異なる期間で見た場合には、必ずしも参照指数の3倍の値動きにはなりません。

TECL の組み入れ銘柄

TECL の特徴はアップルやマイクロソフト、VISAやマスターカードなどの成長性の高い優良銘柄で全体の半分程度が占められていることです。

銘柄比率の詳細やセクター比率は下の表の通りです。
これらの銘柄は過去長期にわたり莫大なリターンを叩き出してきました。

これにより、その3倍の値動きをする TECL のリターンも非常に大きくなったというわけです。
TECLの株価は一時期、10年間で何と70倍にもなっていました。

TECLの株価推移とリターン

次のグラフが TECL のここ5年ほどの株価の推移です。
株価が上がる時は凄まじい上昇を見せており、 2020年3月までは5年間で10倍になるペースで成長を続けていました。

しかしその後、コロナショックで株式市場は大暴落。
この記事執筆時点(2020/3/13)でまだ株価は回復していません。

暴落が起きると TECL のようなレバレッジ ETF は凄まじく下げます。
なんとこの記事執筆時点では直近五日間で42%下げています。

たった一週間で資産がほぼ半減するとは、恐ろしいですね。
レバレッジETFはやはり初心者向けの商品とは到底呼べないでしょう。

TECLのリスク〜右肩上がりの相場でしか買ってはいけない〜

よく言われることですがレバレッジ ETF はボックス相場にとても弱いです。
ボックス相場というのは、株価に方向性がなく一定の範囲内で上下を繰り返すような相場のことです。

毎日の値動きを参照指数の3倍にするという性質上、TECLは毎日、内部で資産のリバランスを行っています。

要は株価が下がれば内部で株のポジションを減らし、株価が上がればポジションを増やしているということです。

このため、一旦株価が上昇した後に下落が始まると、株のポジションが大きくなっているために大きく下げます。
逆に、いったん下落した後に上昇した場合は、株のポジションが少なくなっているために少ししか上がりません。

この性質によって、右肩下がりの相場の場合、損失は参照指数の3倍以下に抑えられます。

逆に右肩上がりの相場なら、上がるたびにポジションをどんどん増やしていくので、そのリターンは爆発的なものになります。

長期的に右肩上がりの相場なら、TECLを100万円分買って10年間逃げ続けていれば、一緒遊べる程度のお金が手に入るかもしれません。

しかしグダグダと上下を繰り返す時間が長く続けば、仮にアップルやマイクロソフトが最終的に株価上昇していても、肝心の TECL は元本割れしている可能性すらある ということを肝に銘じておく必要があります。

短期的な取引でカタをつけるか、長期的な右肩上がり相場を予想したときのみ購入を検討すると良いでしょう。

(追記)
TECLのと同じく米国株投資家に人気のETF、SPXLについてはこちらの記事をどうぞ。

【保存版】人気のレバレッジETF、SPXLを解説【S&P500の3倍の株価変動】

2020年3月14日

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