【使ってみた】Bybit(バイビット)のメリットとデメリットを徹底解説!

・口座開設前にBybitのメリットとデメリットを把握しておきたい

・Bybitを口座を実際に開設した人の感想を知りたい

という方に向けて記事を書いていきます。
僕自身、2021年2月にBybitの口座を開設しました。
僕にとっては初めての暗号資産の海外取引所口座です。

仮想通貨の海外取引所といえばBybitの他にもBinance(バイナンス)やBitMex(ビットメックス)が有名ですね。
が、これらは日本向けのサービスを停止したり再開したりと不安定だったんですよね。

そこで、最近勢いのあるBybitを選んだというのがきっかけでした。
ここでは実際にBybitを使ってみて感じたメリットとデメリットを包括的にメモしていきます。

【ボーナスを確実に取得】Bybit(バイビット)の口座開設手順を徹底解説

2021年4月7日

Bybitのメリット

まずはBybitのメリットからです。

日本人も取引可能

一番初めにメリットとして挙げられるのは、日本人でも口座開設と取引ができるということです。

日本は世界的に見ても暗号資産に関する規制が厳しい国です。
仮想通貨業者は金融庁の認可を受けるのも一苦労です。

そんな中、大手の取引所が日本人向けのサービスを辞めてしまうことがよくあります。
ですが今のところBybitは日本人でも普通に口座開設や取引ができます。

実際に僕も口座開設できるかどうか不安でしたが、あっさりとサービスを利用できたので拍子抜けでした。

※ただし、BitMexの例もあるように、
・今後、日本人の新規口座開設が不可能になる
・日本人は新規にポジションを立てることができなくなる
ということが起きる可能性はあります。

そうなってしまうと、せっかくBybitの使い方に慣れたところで他の取引所に資産を移す必要が出てきます。
これは、Bybitに限らず海外取引所を使う以上避けられないリスクです。

ボーナスやクーポンが豊富

Bybitの二つ目のメリットとしてボーナスやクーポンが豊富であることがあげられます。
新規に口座開設した場合、入金するだけでも50ドル相当のボーナスをもらえます。

これは日本の取引所と比べるとかなり太っ腹であると言えますね。
他にも、
・BTCを入金
・損切りor利確
・累計の入金額が○○以上
といった条件に従って逐次ボーナスやクーポンをゲットすることができます。

ボーナスだけの出金は出来ませんが、取引に活用することで投資パフォーマンスをアップさせることができます。

【ボーナスを確実に取得】Bybit(バイビット)の口座開設手順を徹底解説

2021年4月7日

日本語対応

また、ほぼ完全に日本語対応している点も good です。
間違って英語版の表示にしてしまうと一瞬戸惑いますが、言語の切り替えボタンからすぐに日本語表示に切り替えることができます。
そして、「インバース無期限」「USDT無期限」などの専門用語は少し耳慣れないですが、その他で基本的に日本語が分かりにくいものはありませんでした。
ちなみに
ここでいう「無期限」とは先物取引の期限がないという意味で、感覚的には暗号資産の現物取引のような形でトレードができるというものです。

メイカー注文手数料がマイナス(お金が貰える)

またBybitの他の利点として、メーカー注文の手数料がマイナスであることが挙げられます。

つまり相場価格よりも上の値段での指値売り注文(ショート)等の板に流動性を供給する注文では約定時に手数料として逆にお金がもらえます。

ちなみにメイカー注文の手数料は
-0.025%
です。(2021年4月現在)

メイカー注文は、すぐに約定させたい場合にはあまり使えません。
が、長いスパンでの取引を考えている時はメイカー注文を多用すれば手数料的にかなり得できます。

デルニュー(デルタニュートラル戦略)が実行可能

デルニュー(デルタニュートラル戦略)が実行できるのもBybitの強みです。
デルニューとは、ビットコインなどの仮想通貨の値動きに関係なく、年利10〜30%程度のリターンを狙っていく手法です。

ビットコインのデルタニュートラル戦略のやり方!初心者向けにデメリットも解説

2021年4月5日
デルニューを行える取引所は、
・仮想通貨を証拠金とした仮想通貨 FX が実行可能

・レバレッジを1倍に設定できる

・ポジションに応じて資金調達率をやり取りできる

という三つの条件を満たしている必要があります。
Bybitはまさにこの条件をすべて満たしているんですね。

最大がレバレッジが100倍

Bybitではレバレッジを最大100倍まで設定できます。
・リスクを負って大きなリターンを追求したい人は100倍

・慣れるまでは極力レバレッジを抑えたい人は1倍〜数倍

という風にユーザーが自由にカスタマイズできます。
2021年4月現在、法定通貨の国内 FX 業者のレバレッジが25倍に制限されていることを考えると、初心者はレバレッジを控えめにしたほうが良いです。

しかしリスクを背負ってでも短期の利益を追求したい人には大きなレバレッジを選択する自由もあります。

Bybitでは追証(マージンコール)がない

レバレッジに関連して言うと、Bybitはゼロカットシステム(追証がない)なのも特徴です。
一般的に高いレバレッジをかけた状態で相場が想定外の方向に急変した時は、証拠金以上の損失が出てしまうことがあります。

この時の損失は、一旦取引所が肩代わりしている状態になります(=借金を負っている状態)。
通常であれば、当然不足分を取引所業者に支払う必要があるわけですが、Bybitの場合ではその必要はありません。

もしそのような事態になっても、ユーザーは元々差し入れていたお金以上の損失は負担しなくても良いのです。
要するに、どれだけ失敗しても入金した金額以上を失うことはないということですね。

これは日本国内業者にはない海外業者の優位点です。
(他の海外業者もこのゼロカットシステムを採用しているところが多いです)

UIが使いやすい

またUI(操作画面)のデザインがスッキリしていて、ストレス無く取引できるのもBybitのメリットです。
下にPC版の実際の取引画面を載せておきます。
このように、トレードする中で良く使用するボタンが非常にわかりやすいです。
さすがに新しいサービスだけあって、FXで有名なMT4やMT5と比べてもかなり使いやすいUIだと思っています。

APIが使いやすい

APIが使いやすいこともBybitのメリットです。
こちらは、Pythonなどのプログラミング言語を使って自動で取引を行ないたい人向けの話になります。
Bybitはシステムトレーダーが使いやすいように、公式がAPIとそのラッパーライブラリを提供しています。

実際にコードを書いてみた感想としては、国内取引所よりも簡単にプログラムを作れるように感じました。
実際に作ったプログラムがどんな感じなのかを見てみたい人は下記記事を参考にしてみてください。

【Pythonコード】Bybitで仮想通貨FXのアルゴリズムトレードを動かす

2021年3月9日

登録が簡単

最後に、口座開設が非常に簡単であることもBybitの大きなメリットです。
メールアドレスとパスワードを設定するだけで口座開設が可能です。
特に身分証のアップロードなどは必要ありません(2021年4月現在)。

国内取引所の場合は、
・○○と××の身分証を提出しろ

・身分証と一緒の自撮り(セルフィー)を提出しろ

・複数の角度から証明書類を撮影しろ

などと色々要求されますが、Bybitの場合は口座開設は10分もかかりません。

>>無料でBybitの口座を開設してみる

Bybitのデメリット

ここからはBybitのデメリットを紹介していきます。

日本円入金不可能

まず、個人的に1番不便だと感じられるのが日本円の入金が不可能なことです。
ここが国内取引所との最大の違いかもしれません。
Bybitでは、日本円を入金する代わりに
・他の取引所口座やウォレットから仮想通貨を入金する

・クレジットカードで暗号資産をを直接購入する

の二つの選択肢しか取ることができません。

これは他の海外取引所も基本的に同じですね。

どうやら日本の法規制や取引所のシステムの都合上、法定通貨(日本円)を直接入金する仕様にはできないようです。
言い換えると、この問題は今後も解決される見込みは薄いです。

草コインが買えない

またBybitではトレードできる仮想通貨の種類が少ないのもデメリットです。
2021年4月現在、Bybitで取引できる通貨の種類は以下の通りです。
Bybitでトレード可能な暗号資産
・BTC(ビットコイン)
・ETH(イーサリアム)
・XRP(リップル)
・EOS(イオス)
・USDT(テザー)
これを見ると分かる通り、ほとんどのアルトコインを購入することができません。

なので、DOGEやIOSTが欲しい人は、別の取引所で口座開設する必要があります。
草コインに投資して一発当てたいと思っている人には、Bybitは不向きです。

草コインを取引したい人は、160種類以上の通貨を取り扱うBinanceなどの取引所が向いています。

テイカー手数料が高め

またもう一つのデメリットとして、テイカー手数料が高めであることが挙げられます。
メイカー注文を行えば手数料としてお金を受け取れる一方で、テイカー注文の手数料は少し高めです。
テイカー注文とは、即座に約定して板から流動性を奪っていく注文のことです(成行注文など)。
Bybitでは0.075%がテイカー注文の手数料と定められています(2021年4月現在)。
この水準は海外取引所としては決して高くありません。
Bybitと同じく大手海外取引所のBinanceが基本状態で手数料0.1%かかることと比較するとリーズナブルです。

しかし、例えば国内大手のコインチェックでは、現物に限られますがビットコインの板取引は手数料無料で取引することもできます。
他にも bitFlyer であればレバレッジは制限されていますが Lightning FX/Futures使うことで、手数料無料でビットコインのFX を行えます。

・コインチェックの公式サイトを見てみる
・bitFlyer の公式サイトを見てみる

まとめ

最後にまとめです。 Bybitには、以下のようなメリットとデメリットがありました。
Bybitのメリット
・日本人が取引しやすい環境
・ボーナスが豊富
・メーカー注文では手数料として逆にお金を受け取れる
・口座開設が簡単
・システムトレードを開発しやすい
Bybitのデメリット
・日本円を入金できない
・テイカー注文の手数料が高め
・取引できる暗号資産の種類が少ない
僕個人の意見としては、今のところ特にBybitを使ってみて後悔はありません。
日本円を入金できないのが、国内取引所に比べると不便ですが、すでに他の取引所で暗号資産を保有している場合にはあまり問題にはならないです。

またデルタニュートラル戦略のような面白い手法も試すことが出来るので、投資初心者からステップアップしたい方にはオススメの取引所です。

>>無料でBybitの口座を開設してみる

【ボーナスを確実に取得】Bybit(バイビット)の口座開設手順を徹底解説

2021年4月7日
スポンサーリンク

SNSシェアお願いします!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA