マスターカード(MA)は低配当だが魅力的な株価成長銘柄【銘柄分析】

こんにちは。きむ公です。
今回は僕も実際に購入しているハイテクグロース株、マスターカード(MA)を分析していきます。

データソースはマスターカードの公式IRmacrotrendsです。

マスターカードの株価と配当利回り

下図がマスターカードの株価チャートです。
15年以上右肩上がりのチャートを描いてきましたが、コロナショックで大きく下落しています。
マスターカードはクレジットカード決済ビジネスという性質上、人々の経済活動の縮小の影響を大きく受ける銘柄です。

それに加えて、マスターカードのお膝元であるヨーロッパで感染症が拡大してしまったことも追い討ちをかけています。
ここ数年、類似銘柄のビザよりも大きな株価成長を見せていましたが、その分コロナショックでの下落率もビザよりも大きいものでした。

なお配当利回りは0.62%です(2020年4月7日現在)。
この数字自体はとても低く感じられますが、マスターカードを配当だけでなく自社株買いによっても株主に貢献してくれます。
加えて、配当性向も約20%です。
今後も長期的に見て増配は大いに期待できるでしょう。

マスターカードの売上と営業利益

次のグラフがマスターカードの売上と営業利益の推移です。
営業利益率5割超えがこの銘柄にとって全く珍しくないことであるということがわかります。
さすがは米国株投資家の間で恐れられる優良銘柄というだけはありますね。

マスターカードのEPSとBPSの推移

次に EPS と BPS の推移を見てみましょう。
EPS推移
BPS推移
EPS は近年急速に成長しているのに、 BPS が伸びていないことに違和感を覚える人がいるかもしれません。
しかしこれは自社株買いによる影響なので、特に心配する必要はないでしょう。
( PBR 1倍以上の状態で自社株買いを積極的に行う企業はBPSが下落傾向に陥りがちです)

マスターカードの ROE

自社株買いは積極的に行う影響は ROE にも表れています。
次のグラフがマスターカードの ROE の推移です。
なんと近年では ROE は100%を突破しているのです。
これも自社株購入をしまくっているからという理由が大いにあるのですが、それだけではありません。
限られた資本からでも効率よく利益を生み出すことができるこの会社の特性をよく表しています。

発行済株式数

米国優良企業の典型的な特徴は、自社株買いを積極的に行ってくれることです。 もちろんマスターカードもその例に漏れません。
下のグラフがマスターカードの発行済株式数の推移です。
ここ15年で自社株買いによって全体の2割程度の株式の流通が絞られたことがわかります。
マスターカードも他の米国優良企業と同様を、配当をあまり出さないからといって株主を軽視している企業では決してないのです。

コメント

この銘柄もクレジットカード会社のVISAと同じく 個人的に大注目です。
  • 圧倒的に高い利益率
  • 株主還元意識の高さ
  • 高い ROE による株主資本の効率活用
  • ビジネスの維持コストの低さ
  • 強力な参入障壁
  • 世界的なキャッシュレス化の流れによる追い風
など魅力を挙げだすと本当にキリがありません。
バフェット率いるバークシャーハサウェイが保有するのも納得です。

VISA とも甲乙付けがたい銘柄ですね。
ちなみに僕個人の話で言えばビザもマスターカードも両方保有しています。
どちらかに何らかのイレギュラーが起きた時のリスクヘッジです。

なおビジネスの性質という観点から言えば、ビザに非常に類似しています。
アメックスとは異なり、どちらもカードの発行自体はおこなっていません。
これにより貸し倒れリスクを負わない他、エンドユーザーの獲得のための営業は各カード発行会社が勝手にやってくれるという構造も持っています。

ビザとの違いを挙げるとすれば、それは米国市場に対する依存度です。
ビザが約半数の売上を米国から上げているのに対し、マスターカードの米国売上は全体の3〜4割程度です。
米国ではクレジットカード文化が既に浸透しきっていますから、今後の成長余地は限定的です。

海外市場に強みを持つマスターカードの方がビザより成長余地があるとも考えられます。
実際ここ数年、マスターカードのPERは基本的にビザを上回っていました。

いずれにせよ、僕はマスターカードと VISA は他の企業とは格が違うなと常々思っています(その株価のバリエーションは高くなっているわけですけどね笑)。
よろしければビザの分析記事もどうぞ。

【保存版】VISA株は恐ろしいほどの優良銘柄です【銘柄分析/将来予想株価】

2020年1月2日

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