オススメの初心者向け株式投資本6冊を紹介する

最近、株式投資初心者の方から「まずどの銘柄を買ったら良いですか?」という質問を良く受けます。
これに対する僕の答えは「株よりも先に本を買うべき」です。

書籍による自己投資は実際の投資に比べてとても少ない金額で始められる上に、その効果も非常に大きいです。

例えばあなたが今、100万円を運用しているとしましょう。
本を読んで何か一つでも投資アイデアが得られ、結果的に運用成績が1%でも上がれば書籍に投資した1000円は1万円になって返ってくる訳です。
投資人生のできるだけ早い時期に、しっかりとした書籍で知識武装しておくのは超重要です。
僕自身、投資開始時は月に5冊は読んでいました。

ということで、今回の記事では数ある株式投資本の中で初心者がまず読んでおくべき6冊を紹介していきます。

定番の株式投資本から僕が実際に役に立ったと感じているものを厳選しました。
すでに読んだことがあるという人もかなり多いと思いますが、6冊とも特に初心者にお勧めできる良質な本です。

『株式投資の未来』 by ジェレミー・シーゲル

いきなりド定番本です。
この本は、 高配当株投資が過去どれほど大きなリターンを生んできたか を解説しています。
膨大なデータを使用して丁寧に検証が進められのが特徴です。

高配当投資は日本でも非常に人気のある投資法です。
株式の配当はほぼ完全な不労所得なので、何もせずともお金が振り込まれていきます。 その快感が人気の一つなのでしょう。
この本がきっかけで高配当投資を始めたという投資家も多いはずです。

この本の最大の魅力は、
  • 過去どういう銘柄が下落局面に強かったのか
  • どういう銘柄を買えば上昇局面で爆発的に儲かったのか
  • 高齢化で労働者が枯渇する懸念があるのになぜ長期投資をするべきなのか
についてのシーゲル教授の意外な回答が示されるところです。

ちなみに僕がベビーパウダーアスベスト事件の時にジョンソン&ジョンソンの株を購入できたのはこの本のおかげです。
ジョンソン&ジョンソンは増配しながら着実に配当を運んで来てくれている上、コロナショックによる暴落の中でもダメージが少ない銘柄なので非常にありがたく感じています。

また、高配当投資をしない人でも、この本の重要なキーワードである「成長の罠」を常に意識する必要があります。
そういう意味では投資スタイルに関わらず、全投資家が一度は読んでおくべき本だと思います。

『億万長者をめざすバフェットの銘柄選択術』 by メアリー・バフェット

株式投資で資産を1000倍にもしてきた世界最高の投資家、ウォーレン・バフェットが企業を選ぶ時のポイントを具体的に解説した本です。
なんと練習問題がついているという面白い本です。

この本を読めば、自分が投資を検討している企業がバフェット好みの企業かどうかを判別することができるようになります。
また、この本を読むことによって、気になっている企業が将来的にどの程度の株価になるかをシミュレーションできるようになります(いくつかの仮定は必要ですか)。

僕はこの本を読んで銘柄選定に迷いがなくなりました。
そして今振り返ってみると、コロナで暴落した現状でも含み益が残っている銘柄は、だいたいこの本の方針に沿って購入した銘柄だということに気づきました。

ついでに言うと、個人的には高配当投資が好きな投資家にこそ参考になる本だと思っています。
高配当株の中にはいわゆる「訳あり」の銘柄も数多くあります。
この本の知識は、そういう銘柄を上手にかわす為の強力な武器になるからです。
ちなみに著者はバフェットの息子ピーターの元夫人です。

『ウォーレン・バフェットはこうして最初の1億ドルを稼いだ』 by グレン・アーノルド

こちらもウォーレン・バフェットに関する本です。

バフェットも初めから投資の達人というわけではありませんでした。
無名かつ大して裕福でもない一青年がどのようにして世界トップクラスの資産を築くに至ったかを詳細に追った本です。

当然、大きな流れで見ればバフェットの人生はガンガン資産を築いていくというサクセスストーリーです。
しかし細かく見れば、あのバフェットでも結構間違いを犯しているなというのが僕の感想です。

投資で赤字を出してしまったエピソードや、収益は上げたものの投資先企業再建の過程で大量のリストラを敢行し顰蹙を買ったエピソードがとても面白かったです。

企業を買収して経営権を握り、直接企業価値を高める手法は一般の投資家にはマネできませんが、彼の投資のベースにある理論や哲学はとても参考になります。

この本を読めばバフェットが単に投資のリターンを最大化するのではなく、投資を通じて関わる人間との関係を良好に保つことにどれほどこだわっているのかが分かって面白いです。

ウォーレン・バフェットがこれほど世界中で人気があるのも、単に投資が上手いからではなく、人間的な魅力が大きいからだということがよく分かりました。
我々もバフェットのようにありたいものですね。

『オニールの成長株発掘法』 by ウィリアム・オニール

グロース株投資家のバイブル、『オニールの成長株発掘法』も外せません。
ここまで紹介した本は、「10年20年単位で成長する株をホールドしよう」という内容がメインでした。

しかし、こちらは「数ヵ月から2年程度で、数倍~数十倍となる成長株を狙う」という尖った内容です。
実際著者のオニールは、独自に開発した「CAN-SLIM(キャンスリム)」という手法で短期で莫大な利益を上げてきました。
それを解説したのがこの本です。

なにやら難しそうですが、投資の前提知識が無くてもOKです。
僕が、面白いと感じたのは損切りと利確のタイミングについての章です。
「あなたは自分の店(ポートフォリオ)に売れない商品(下がっている株)ばかり並べて、売れ筋商品(上がっている株)を仕入れずにおくのか」
という表現はグサっと来ました。

その他、チャートの読み方もカバーしてくれるので、僕のようなファンダメンタルズ信者には良い薬でもありました笑

『金持ち父さん 貧乏父さん』 by ロバート・キヨサキ

有名な『金持ち父さん』もオススメの本です。
こちらは具体的な投資手法というよりも、投資マインドを形成する為の本です。

実は、賛否両論ある一冊です。
著者のロバート・キヨサキ氏は元から資産家だったわけではなく、この本を書いたおかげで資産家になれたのでは?という疑惑がある他、マルチ商法の勧誘に利用されることもあるという物騒な本です。

とはいえ、僕はこの本が嫌いではありません。
最大のテーマである
『自分がお金の為に働くのではなく、お金を自分の為に働かせる』
というマインドには大いに共感しています。
投資の他に副業を初めたい方にもオススメできる本ですね。

『ファイナンス理論入門』 by 木島正明ほか

こちらは大学の教科書です笑
ここまでの本とは毛色が違い、数式がバンバン出てきます。

・なぜ分散投資はリスクを軽減するのか?
・どういう基準でポートフォリオを組むべきか?

といったことが数学的・統計学的に理解できます。

他にもブラック・ショールズ式(オプションの価格決定のための式)を初め、ノーベル経済学賞クラスの理論が色々と登場しますが、どれも解説が分かりやすい!
(高校理系レベルの数学と大学1年生レベルの統計の知識が前提になります)

ただ、注意点としては、意外と実際の投資では役に立たないということです笑
アカデミックに投資を学びすぎることは↑で紹介したオニールも批判してます。
(僕も初期の頃は、効率的フロンティア上のポートフォリオを組むことにこだわっていましたが、今考えると無意味でした笑)

実用性は云々としても、アカデミックに投資を理解したい方、経済議論でドヤ顔したい方にはオススメです。


今回紹介した6冊以外にも、役に立った投資本はたくさんあります。
今後もちょくちょくこういった紹介記事を出して行こうかなと考えています。
ではでは。

(動画で投資を学ぶことも可能です。詳しくは↓の記事で!)

株式投資の勉強法は何がいい?動画で学ぶという選択肢

2020年4月20日

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