2020年ダウ銘柄リターンランキング!アップルの圧倒的株価上昇を見よ

2020年はコロナショックとそれに連なる原油先物価格マイナス突入、 航空株乱高下 etc と色々ありすぎた年です。
リーマンショックを経験していない僕としては、株式投資人生で文句なく最凶の年ですね笑

そして8月も下旬になった今になって、また一つニュースが……。
なんとダウ平均を構成している銘柄の入れ替えがあったのです。
具体的には、
・エクソン モービル
・ファイザー
・レイセオン テクノロジーズ
が除外され、
・セールス フォース
・アムジェン
・ハニーウェル
が新たに加入しました。

今までのダウの顔ぶれに慣れていただけに、個人的にこのニュースの衝撃はデカイです。

さて今回は、去っていく銘柄の追悼の意味もこめて、2020年のこれまでのダウ銘柄の値動きをランキング形式で振り返ってみます。

2020年ダウ平均構成銘柄のリターンのランキング

まず、2020年初めから8月24日終値までのリターン一覧は次表のようになります。
(画像見にくくてスミマセン)
ここからわかる通り、30銘柄中12銘柄はすでに年初来でプラスのリターンなのです。

2,3月はダウが一日で2900ドル以上急落する日もあったというのに、いやはや何という回復速度かと驚かされます。

極端に言えば、FRBがその気になれば、株価なんていくらでも支えられるという前例が出来たように思います。
う〜ん、やはり今の時代は中銀に逆らってはいけませんね……。

また、2020年初めの株価を1とした時の、現ダウ銘柄30種類の株価の値動きをグラフ化してみました。
リターンランキングの上位は、コロナ暴落後になんだかんだ復活した銘柄(アップルやマイクロソフト等)の他、 ディフェンシブセクター故にそもそもあまり下がらなかった銘柄で占められている感じですね。

その他、日本人にも人気のあるP&Gは、中々パフォーマンスが良いですね。
地味故に僕もあまり注目してませんでしたが、PFに入れておけば大黒柱として機能してくれる存在でした。
そこそこ配当も出ますしね。

逆に伸びていない株は、金融やらエネルギーやらといったセクターですかね。
短期的に見ればこれらのセクターが凄く伸びたりしたんですが、半年くらいのスパンで見ると伸びは緩やかです。
配当を加味しても、イケイケ銘柄軍団に軍配が上がる感じでしょうか。

やはり単純に業績がしばらくマズそうな銘柄は伸びないですね。

総評:コロナ暴落からの復活はほぼ達成された

繰り返しになりますが、米国株はもうほとんど復活しました。
NYダウの史上最高値は、29,568ドルですが、この記事執筆時点で28,308ドルまで来ています。
今年中に最高値更新しても何もおかしく無いですね、これは。

僕自身も、マーケットの値動きとボラティリティの低下を見て、保険として持っていたベアETFを少し前に手放しました。
ここまで上がってくると、中々高値感から買いにくい感じもしますが、それでもまだ勢いが無くなった感じはしません。

バブルだバブルだ言われながらも、引き続きグイグイ伸びてますね。

アップル株の圧倒的なリターン

取り分け目を引くのはアップルの伸びの凄まじさでしょう。
過去記事では、アップル株が10年で25倍にも成長したことを指摘しました。

アップルが世界最高クラスの巨大企業になって久しいですが、まだまだ株価が爆発的に伸び続ける様は圧巻です。
株価上昇の背景はザックリ言うと
・単純に業績が良いこと
・「iPhoneだけの企業」からの脱却に成功しつつあること
・自社株買い&増配の株主還元が積極的であること
などがあると思われます。

とはいえ、2018年末は米中摩擦への不安から急落する場面も見られたアップル株が、同じく米中緊張が高まっている今になってなぜ株価が爆上げしているのでしょう。
その理由は正直僕もよく分かりません。

アップルはバフェットの大本命銘柄として知られますが、さすがに投資の神に選ばれるだけあってヤバい破壊力です。
まもなくアップルは株式分割が行われますが、引き続き要チェックです。

僕自身の投資成績はこんな感じ

ちなみに僕自身も、個別米国株投資の成績はまずまずです。
アップル:1位
マイクロソフト:2位
ビザ:7位
ジョンソン・エンド・ジョンソン:9位
ディズニー:18位
年初来マイナスはディズニーのみですね。
2,3月のディズニー株の下げ方は本当にエゲつなくて完全に心が折れてましたが、なんとか耐えました笑
※成功ばかりではなくて、コロナ相場では失敗もたくさんありました。
バフェットに便乗してデルタ航空買いしたりね……涙

次の爆益銘柄はどれ?予想してみた

さて、気になるのは次の世代の爆益銘柄はどれか?という点ですよね。

かつてのアップル株のような伸び方をする銘柄を長期ホールドできれば、それだけで一生安泰です。

僕は、前々から次の10年のダウ銘柄の主役はマイクロソフトだと予想しています。
マイクロソフトの優位点
・クラウド事業でAWSに次ぐ地位にいること
・ナデラCEOに変わってからM&Aが上手くなったこと
・スイッチングコストが超高いサービスをいくつも持っていること(=経済の堀)
などなどを評価していました。

マイクロソフトの銘柄分析と将来株価予想!ナデラCEOの功績で株価上昇中!【MSFT】

2020年1月28日
この考えは、今も同じです。

ただ、僕のPF内でマイクロソフトがそんなに良いリターンを出しているかというと、実はそうでもないんですよね。

最近の追加購入で平均購入単価が上がったこともありますが、マイクロソフト株の僕のリターンは確か20%いってなかったと思います。

買い始めたのは今年からなので、これでも良いっちゃ良いんですが、さすがにアップルと比べると見劣りしますね。

まあ今はTik Tok買収など熱い話題もあるので、マイクロソフトには期待してます。
スポンサーリンク

SNSシェアお願いします!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA